IT Pro の記事:"「ブレイク直前のLinux」を思い起こさせるRubyのマグマ"などを見ると、Ruby on Rails が日本でも使う人が増えていることが分かります。また、「生産性が高い」、「作業する人がうれしい」などの利点も大きく取りあげられています。
実際には既にこの概念はいろいろな言語にポートされていますし、PHPにも色々あります。PHP on Trax などは、Ruby on Rails をそのまま移植することを目指しているみたいです。
しかし、やはりPHPにはPHPなりのやり方があるのだろう、と。それを最小限のセットで実現しているのがCake PHPです。(Symfony や PRADO が PHP5 しかサポートしていないのに対して、PHP4とPHP5の両方で使えるようにトリックを使っているのがCakePHPです。現状、レンタル共有サーバではPHP4がけっこうあるので、この間口を広げる努力は大切だと思います。)
また、たいていのレンタルサーバでPHPが使えるようになっていますので、CakePHP に習熟すると、Ruby on Rails と同じ“手法”を使った開発が、どこでもできるようになると思います。
ただ、CakePHP の初期デザインがいまいち?なのと、ブログのチュートリが不親切なせいで、ユーザが増えていないように思うんですよね。このあたりをひとつ何とか分かりやすく解説できればと思います。
2006年07月05日
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