CBA(コミュニケーションビジネスアヴェニュー)は、“WEBサイトを作る会社”というよりは、“企業のシステムをWEBで効率的にできないか”ということを日々研究している会社です。
これまでも、PHPアプリケーションにバーコードリーダを接続し、クライアントPCのプリンタを制御し、既存のシステムの軽快さを失わないWEBインターフェイスについて社内で議論を重ねてきました。
その延長線上で避けては通れない話になったのが、「CTIシステムとWEBをどうつないでいくか」というものです。会社に電話をかけると、プッシュ回線で色々顧客の要望を聞いたのち担当者につなぐシステムや、音声認識と音声合成を組み合わせた予約システムなどというのはどこでも当たり前になっていますが、その裏側を支えているのがCTIシステムです。最近は、インターネット電話などの普及により、ますますインターネット回線と電話回線が密接に結びつくようになっています。
このたび、CBAではこれをきっかけにして、CTIアプリケーションの開発環境で非常に有名な、カナダのpronexus社と契約を結ぶことになりました。
PRONEXUS社のCTIアプリケーション開発ツールVBVoiceの国内販売を開始
http://www.cba-japan.com/2007/03/vbvoice.html
Pronexusサイト
http://www.pronexus.com/
CBAのvbvoiceサイト:
http://vbvoice.cba-japan.com/
今はまだパラレルに走るプロジェクトですが、Cakeと電話が出会う日がそれほど遠くない未来にあるのではないか、と個人的に考える今日この頃です。SIPフォンやVoiceXMLなど、ここ数年で大きく発展しそうな技術をいち早く、日本の現場に届けていけるようにしたいと願っています。





WEBと電話の融合と言うことだと、asteriskというオープンソースのPBXがお勧めです。
IP電話にすればlinuxサーバー1つで完結できるので楽チンです。
音声認識や音声合成はちょっと無理ですが、
DTMFによる操作ぐらいは可能です。
私は、これをFAXに使っていて
FAXが着たらtiffにしてメールで届くようにしています。
現在、pronexus本社の技術者とSkypeでやりとりすることが多いのですが、このVBVoiceも、SIPフォン、そしてasteriskなどのPBXと組み合わせる手法での開発案件が増えているそうです。VBVoiceは、asteriskから接続してきたお客様に、条件分岐やオペレータの呼び出しなどの複雑な操作を可能にするシステムを作れるシステムです。(記事:
http://www.canadait.com/cfm/index.cfm?It=106&Id=22412&Se=2&Lo=2
)など。