PRADOには、すでにTDataGridという、データを表形式で出力するための高度なコンポーネントが開発されていました。
TDataGrid - Samples
http://www.pradosoft.com/demos/quickstart/?page=Controls.DataGrid
今回、ActiveRecordとTDabaGridコンポーネントとの兼ね合いはどうなっているのだろう!?という好奇心から、現在のActiveRecordの実装について、少し調査してみました。
PRADOのActive Recordに関するよい記事は下記にあります。
Active Record
http://www.pradosoft.com/demos/quickstart/?page=Database.ActiveRecord

Active Record Scaffold Views
http://www.pradosoft.com/demos/quickstart/?page=Database.Scaffold
ブログチュートリアルで使うとどうなるか、というのはこちら。
Creating Active Record Classes
http://www.pradosoft.com/demos/blog-tutorial/?page=Day2.CreateAR

Cake(Rails)流の開発や設計になれていると、
・username が VARCHAR で Primary Key!?
(Cakeなら、PKはINT型で"id")
・postsテーブルの外部キー author_id は、usersテーブルを指している!?
(Cakeなら、usersテーブルに対する外部キーは user_id)
などに驚くかもしれません。世界は広い。
で、PRADOの場合には、さすがコンポーネント重視型、ということで、Active Recordを使うもよし、SqlMap Data Mapperを使うもよし、二つを組み合わせるのもよしということで、いろいろ選択肢があるようになっています。
複雑だ、と見るか、あらゆる希望にこたえることができる、と見るかは開発者しだいかもしれませんね。ただ、Cake流の考え方のほうが、見てすぐ分かり、シンプルだとは思います。
ActiveRecord と TDataGrid をつなぐヒントになるような情報は下記にありました。
[Tip] Using data received by TActiveRecord in TDataBoundControl
http://www.pradosoft.com/forum/index.php/topic,6890.0.html
少し見ない間に、コマンドラインツールが追加されているわ、ドイツから開発者が参加しはじめているわ、オープンソースプロジェクトはやはりダイナミックに変化していきますね。
ラベル:PRADO ActiveRecord



